今日は、陸王のポイントとガバナーの関係が気になるので、分解と再調整に、トライをして見ようと
思います。
自分では、この部分の分解、調整は、一度もしていないので、挑戦してみたいと思います。
分解開始 ブレーキレバーを外して、ポイントカバーを取りました。ガバナーとポイントが見えます。
時計回りに回転ですネ。
実は、すでに、分解していたのですが、写真用に、適当に組み直してます。
ガバナーを取り外した所です。
ガバナーのカム側からの写真ですが、カムの形状が微妙に違いますね。
陸王は、2気筒なのに、ポイントは1接点しかない
しかも、カムは、対角で360度中2箇所有ります(但し 幅が違う)
と言う事は、180度毎に点火している?と言う事は、下死点でも点火している?4サイクル中8回点火しているのか?だけど圧縮していないので、爆発しない。 多分?
ポイントケースにマーキングをします。調整代最大、最小のマークと真ん中のマークです。
ガバナーを外して、ポイントの調整カムを左にセットした所です。ここから、ガバナーを付けて、エンジンの掛かる所を地道に合せ込むのです。
ポイントの開き代は、私の調べた所、0.4mm~0.45mmくらいが良いらしい。(ネット情報)
隙間ゲージ 0.3mm+0.15mmで合せます。
カムの頂点でそのくらいベストらしいです。
次に、シリンダーの上死点を探します。
写真が、フライホイールに有る、上死点マークです。
このラインが真上の時、2気筒の後ろ側が上死点になってます。
この状態で、ガバナーのカムの大きい方が上になる様に、取付し、ポイントが、閉から開に、開く所を探します。言葉では、これだけですが、8回くらい合せ直して、さらに、点火タイミングを合せる為に、ポイントケースを右に、左に……
もう この調整だけで、90分はやってますね
と言う事で、完了し、最終マーキング 墨入れして完了です。